2017/09/29

乳幼児検診で自閉症の傾向があるといわれたときに親がすべきこと

小さな可愛いわが子が、検診のときに自閉症の傾向があります、と言われたら…
きっと、一瞬ときが止まってしまうほどびっくりするでしょうし、言葉ではいいあらわせないくらいにショックですよね…。できることなら言われたことが夢であってほしいと。
あまりにも衝撃的なひとことに、
『うちの子が…?自閉症って、発達障がいって聞くけど、“”障がい”ってことは普通じゃないってこと?これからどうすればいいの!?』と。

自閉症の傾向とはいっても、その時点では明確ではなかったり、個性だったりするケースもあります。ですが、日常で少しでも違和感を感じていましたら、何らかのアクションを起こすことも重要です。

このページでは、私の長女が検診で「自閉症の傾向がある」と実際に言われたときの心境や経緯、自閉症傾向と言われたとき、日常にみられた症状や特徴を綴っています。

3歳児検診で自閉症の傾向があると言われた長女

現在、小学5年生のこっこ(長女)ですが、自閉症の傾向があると3歳児検診のときに言われました。

自閉症って…なに?言葉そのものはチラリと耳にしたことはあったけれど、そもそも発達障がい自体が、どのような症状や特徴など知る機会なんてありませんでした。

この子が自閉症の傾向って??と目が点になっている私に、保健師さんは簡潔に説明をしてくれましたが、説明された内容の記憶を忘れてしまうくらい動揺していた気がします。←実際に忘れてしまい思い出せない(苦笑)

「自閉症」って言葉は聞いたことはあるけど、何をもってその傾向なの!?と、あまりにも動揺して繰り返し聞く私に保健師さんは、
『現時点の段階ではハッキリとはわからないので、今は個性と捉えて 様子をみましょう』
とフォローを入れながら言っていたのだけは記憶しています。

自閉症の傾向があると言われて感じていた症状と特徴

こっこが3歳児検診と日常生活でみられた症状と特徴は次の4つです。

  • 多動気味
  • 声をかけても振り向かない、目を合わさない
  • 三個の積木を積めなかった
  • オウム返し

では、その当時を思い出しながら具体的な4つを書いてみます。

多動気味

初めての育児で、どのように育てたらよいのか?わからないことばかりでしたので、乳幼児対象の育児セミナなどの会合へ一緒に参加したときのこと。
皆が静かに聞いていて、おとなしくしているの対して、こっこは膝の上でゴソゴソとし動き回ろうとして、じっとして居られない子でした。
なので参加のたびに私のイライラと、こっこの衝動を抑えていなければならず、会合が終わるとくたくたに疲れていました。

声をかけても振り向かない、目を合わさない

家で一人遊びをしている時に、遊んでいる可愛いショットの動画を撮ろうとすると、携帯のカメラに気付いても、何気に目をそらし背中を向ける。
『こっちゃん?こっち向いて~。ニコニコ~♪』と声をかけても、ほとんど反応してくれません。

そうは言っても、常に無反応なわけではなかったので、声をかけても振り向かない、目を合わさないの特徴は「偶然やろう」くらいにしか捉えられませんでした。

三個の積み木を積めなかった

この頃、うつ病で休職中の主人にかわり家計を助けるために、私はマックで深夜から朝方までのシフトで働いていました。

朝方帰宅してわずかな仮眠をとるまもなく、こっこを幼稚園に送らなければいけませんし、次女の世話もあります。主人も不眠症でイライラし些細なことでキレたりで、私は精神的にいっぱいいっぱいでした。

ちょうど精神的に不安定な症状があらわれた頃でした。
当時、地域の赤ちゃん広場に何度か一緒に参加したりしましたが、私自身が「人や、その場」に馴染めず、こっこを連れて行動するのも苦痛になっていて、必要な外出以外は家で引きこもるようになっていました。

家での、こっことの主なふれあい遊びが、折り紙で簡単な動物を折ってみせたり、簡単な犬や猫、家族の顔をキャラクターを描いたりというものでした。
精神的にゆとりがなかった私は、おもちゃの定番である積み木を、思いつくこともなく買い与えもせずにいて、こっこに積み木の遊びかたすら教えていませんでした。

そのような経緯もあり、積み木の件も「遊び方を知らないから積めなくて当然だ」とわりきって過ごしていたんです。

オウム返し

上記の件の他にも記憶しているのは、言葉に遅れはなかったけれど、親以外は理解ができない単語を一時期しゃべっていました。
それは、「たまご」のをことを「たんごんごん」と言っていたり、「たばこ」のことを「まーこちょ」と言っていたり(笑)

ほかにも、『何歳になるの?』と聞かれたときには『うんこ~!』←これはふざけでもジョークでもないです(苦笑)
この、何歳?と聞かれたときのことを、こっこが3年生のときに、こんな風に答えてたんやで~と話したことがあります。

本人は当然おぼえてはいないけど、こっこ自身がそのように返答をしていたことが面白かったのか、『何歳に~なるの?うんこ~♪』と歌をうたうように節をつけて、このフレーズを繰り返したことがありました。

これも一時期だったけど、発達障がい児の特徴のひとつ「オウム返し」で、ひたすら、ひつこくエンドレス状態。聞いていてイライラしていたのを思い出します(笑)

現在は言わなくなったけれど、時々なにかに取り憑かれたようにオウム返しすることがあります。でも、以前のとは違った感じに思うので、これは年齢とともに落ち着くのかな?と感じています。

異変に気づきおこなったこと、今までの経緯

時を経て、年中さんになったあたりから、幼稚園に通うことが大好きなこっこに、少しずつ行き渋りが目立つようになりました。
同じ組の園児から、何気ないいじわるや心ない言葉を受けていたようです。私は、こっこの異変に気づきそのたび幼稚園にかけ合って、対処してもらっていました。

幼稚園側も、こっこの内面的な部分が他の園児と違うと感じていたらしく、先生方は巡回しているスクールカウンセリングの先生に相談を受けていて、先生方もこっこに対して、こわれものを扱うように、接して下さっていました。

いつも親身になって私の育児のモヤモヤを聞いて、対応してくれてありがたかったです。この時のことは、いつ思い返しても感謝の気持ちで一杯です。

ここから現在までの内容が前後しますが、、、

小学校に入学して現在までにもチラホラと異変と行き渋りがあったので、スクールカウセリングや面談を受けていたりしていましす。

1年生のスクールカウセリングの時に、支援学級のことを知りましたが、こっこの成長過程を「個性と捉えて」様子をみている段階でしたので、志望をするにはいたらず、5年生の一学期後半までの授業は、通常学級で受けていました。

3年生になってすぐに、こっこが不登校になった時期があり、このころから地域の児童・女性相談センターを面談カウセリングで利用するようになりました。そこで面談カウンセリングを親子で別々に、現在も月に1回ペースで受けています。

センターで面談の時に、こっこが3歳児のときに「自閉症の傾向がある」と言われたこと話したところ、検査をすすめられたので、発達障がいなのか調べてもらいました。

検査結果で発達障がいの傾向とのことで、検査の結果を持っていき発達外来で診察を受けました。
その時の診断名はADHDでした。

5年生になるまでに、「行き渋ったり、落ち着いたり」を繰り返して、一学期後半から夏休みをはさみ10月まで、また学校へ行かなくなってしまいました。

その間に、思春期が重なりどうしていいのか不安になり、地域子育て支援センターや教育部教育支援センターへ相談に走りまわりました。

教育部教育支援センターの先生が、学校へ何度も足を運んで、6年生からの支援学級の件やこっこが学校に向かえるように、居やすいようにと手配をして下さり、今はほかの児童より時間差をつけて登校できるまでにはなりました。

支援学級への志望は、自閉症でなければ審査が通らないそうで、6年生から受ける支援学級の申請のために再診断してもらい、現在の診断名は自閉症になりました。

もし発達障害かもと悩んでいたら

声に出して伝えるなら、まだまだ山ほどあるけれど、文章にすると、記憶ができていなかっり、途切れたりしていてまとまりきらないので、また改めて記事にしていきたいと思います。

ここまで振り返ると、私がこっこの3歳児検診のときに最初のサインであった発達障がい(自閉症)を受け止めようとしなかったと改めて思います。

日常での気づきを、はじめての育児での不安や動揺・私自身の精神的な疲れで、偶然やろう…と受け流してしまい、遠回りをしてしまいました。

実際にはまだ、発達障がいの悩みや子育ては現在進行形の途上です。
ですが、もっと早い段階で対処をしていたなら、次女も含め娘たちの精神的な状態と症状は、もう少し違ったのでは?と感じます。

いま、「うちの子も発達障がいかも…」と悩んでいたり、不安に思っているあなたへ

育児でわが子に、些細な違和感や不安を感じて悩んでいるのなら、早い段階で対策をとることをご提案します。基本的には、住んでいる地域の役場内にある窓口や保健師さんへのご相談をすることをお勧めましす。

そのほか、発達外来へのご相談や育児等の電話相談、子育て支援窓口(関連施設等の)もあると思います。

一人で悶々と悩まず、明るい将来への一歩をふみだしてほしいと願います。